まずは星の軌跡の写真から。
モレーン・レイク、バンフ国立公園
フィルムで撮影していた頃に較べて、デジタルでは数時間の間ずっとシャッターを開けておく事はしません。これは長時間露光の際に生じるノイズが第一の原因です。
モレーン・レイク、バンフ国立公園
第二に(フィルム)感度がデジタルの場合ISO6400などとフィルム時代には考えられない数値で撮影できることです。余りにも長時間の間シャッターを開けておくと画面が露出オーバーで真っ白になってしまいます。特に月明かりがある際には注意が必要です。
デルタBessboroughホテルからのサツカツーン上空
ということで、星の軌跡の撮影をするにも、露出時間を30秒以内に設定して、そのまま連続撮影を続けます。たとえば6秒の露出時間であれば、1分に10枚撮影できるので、1時間で360枚。EOS 5D MarkIIに縦グリップを付けて二つのバッテリーを入れると6時間程度の撮影が出来るので、 64GBや128GBのCFカードを使えばとてつもない数が記録できます。
La Reata牧場からの北の空 (地平線上に中緯度オーロラ)
この連続写真を比較明合成という方法で繋げると一枚の星の軌跡になります。私はフォトショップを使っていますが、他にもいろいろな方法があるので「星の軌跡、比較明合成」などで検索すれば無料のソフトを含めいろいろと出てきます。
La Reata牧場からの北の空
各画像をクリックして、大きな画面でご覧くださいね。眼が廻りそうですけど。(笑)
La Reata牧場からの北の空(地平線上に中緯度オーロラ)
次号ではこれら上の画像からの微速度撮影動画(Time-lapse Video)を紹介します。
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