2012年10月10日水曜日

10月8日夜の中緯度オーロラ (微速度撮影動画)

7日に引き続き地磁気嵐が継続中のためにまた寝られない夜が。

23:48

オーロラは大抵真夜中の前は北東から現れるので一台は北東に向け屋根の上に設置。

23:50

沢山の村の犬が吠えていました。動物は地磁気の影響がわかるのでしょうか?

23:52

イエローナイフで鑑賞中にツアー用の犬が一斉に啼き出すことがあります。ブレイクアップの時です。不思議ですね。

00:10

そういえばイエローナイフに住んでたころ、うちの猫が落ち着かずに鳴き始めることもありました。外を見るとオーロラが。検知器のようですね。(笑)


そうそう二晩で一万枚近くの撮影をしたのに、10月りゅう座流星群はこの一枚だけ。このようなお知らせが入っていたので期待していたのですが、相当タイミングが悪かったようです。

METEOR OUTBURST: Radars in Canada are reporting a major outburst of Draconid meteors commencing at 16 UT on Oct. 8th. "Radar rates are at 1000 meteors per hour," says Bill Cooke of NASA' Meteoroid Environment Office. "

 23:48

裏庭のカメラは真北にセット。どんどん形を変えていきます。

23:52

23:54

23:57

00:03

00:14

 2台のカメラをセットしてから数時間仮眠をしていたので、残念ながら上の凄い時は肉眼で見ていないんです。(汗)

なんとか出張前に微速度撮影動画も作ることができました~。


10月7日21:12 ~ 05:00 (10/8) の7時間48分


10月8日20:46 ~ 06:18 (10/9)の7時間32分

2012年10月9日火曜日

10月7日夜の中緯度オーロラ

ハーフ・マラソンから帰宅すると直ぐにサンクス・ギビング・デイ・ディナーの用意。


 とはいっても、自分の役目は数日漬け込んであったラム肉をBBQすることだけでしたが。(笑)


 その後メールをチェックするとオーロラの予報が入っていました。いろいろなサイトを調べるとかなり良い状態です。もともと10月りゅう座流星群の撮影をしようと思っていましたから一石二鳥。


北の空にぼんやりとした白っぽい雲のようなものが見え始めたと思ったら、どんどん濃くなり緑色に。


その後肉眼ではほぼ見分けられないような赤い発色まで。


ランニングの疲れから眠くてしょうがなかったのですが、裏庭に2台、表に1台のカメラを設置したので表のカメラの脇で流星の確認をしようと思いました。


寝袋に包ってカウチに座っていると何度も気を失っていました。(苦)


中緯度オーロラはどんどん頭上に広がり、その後更に南まで移動して行ったのでアメリカの方でも見えていたんでしょうね。


上下に点滅を繰り返しながら動く緑色のオーロラも久しぶりに見られました。


何度見ても形や色が違いますね。


残念ながら流星は一つも見られませんでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%93%E3%83%8B%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4


2012年10月7日日曜日

BMO Okanagan Marathon 2012

なんと3年半ぶりにハーフ・マラソンに出ることに...


http://www.events.runningroom.com/site/?raceId=7341

もとはといえば一年前からの出張ばかりの毎月で外食が多かった所為に減量が必要になった事から。

去年10月にJasper Dark Sky Festival、10/11月にイエローナイフ、12月にまたイエローナイフ、今年1月にイエローナイフ、2月はフェアバンクス、3月イエローナイフ、4/5にまたまたイエローナイフ、5月はオキナワ/東京、6月アルバータ...

この5年で一番体重が増えてしまったので減量のためにランニング開始。facebookで宣言したところケロウナの知人にけしかけられて、いやいろいろアドバイスいただいて、ハーフに出ることに。

6/15には6キロ走るのに32分15秒かかっていたのが、7/7には6.2キロを 28分45秒にまで縮めて5.9キロの減量に成功。

ここからがまたスコットランドへの旅があったりでなかなか進まず。8月の終わりにはなんとか20キロを1時間57分半で走れるまでになったものの体重は変わらず。

9月はまたイエローナイフ、アルバータ、サスカチュワンへ出張だったのですが、出来るだけ走るようにして体重セーブ。

結局体重は6月から7.7キロ減でしたが、6キロくらいならキロ4分半のペースで走れるようになりました。膝と足首はかなりボロボロですが...



今日はスタート時では2度ととても寒かったです。キロ5分のペースで何処までいけるかと思い、「1時間45分」のバニー(ペース・メーカー)に張り付いて走り始めました。これなら80’sを聴きながらペースを考えずに走れるかと。



が...

ありえないことに2キロちょっとの最初の給水所で二人のバニーが離脱。

???と思いましたが、その後4キロ地点でタイムを見ると既に一分オーバーの21分。(苦)

とりあえず80’sを口ずさみながら無理なく走れば大丈夫と思いペースアップして、7キロ地点で35分。その後はそのままのペースで16キロまで。

最近痛かった足首も違和感が無かったので最後の5キロはマクロス7(アニソン)でペースアップして走っていたところ、ゴール数百メートルのところで「1時間45分」のバニーに抜かれました。いったいどういうことか分からなかったのですが、最後まで着いて行ったら1時間43分2秒でした。

バニーもボランティアなので文句も言えませんが、もう少しきちんとしてもらいたいものです。全くペース・メーカーの役に立っていません。(苦)
まぁ、そのおかげで今回はペースアップして走れたわけですが...


ケロウナのM.B.さん、けしかけてくれてありがと~。

ケロウナは坂道が一箇所も無い超フラットなコースなので寒さが気にならなければタイムを縮められるコースですね。皆さんもいかがですか~?

さて、次は4年ぶりのバンクーバー・マラソンのハーフか?

2012年10月6日土曜日

Cross-Canada Blogger Tour - Time-lapse Videos

ブロガー・ツアーでの微速度撮影動画の整理が出来ました。


まずは出発地点のカルガリーに向かう途中によったモレーン・レイク。月明かりもなく真っ暗で、グリズリーを恐れながらの撮影でしたが綺麗に天の川が撮れました。

 こちらはサスカツーンのダウンタウン上空。Delta Bessboroughホテルの部屋から撮影しましたが、さすがに街明かりが凄すぎて星はHDで大画面で見ないと分かりにくいですね。(汗)


サツカツーンの南西200数十キロと言う周りに何も無いLe Reata牧場では天の川がくっきりと見えました。対角魚眼レンズを使っているので天の川の大部分が写っています。


こちらは全周(全天)魚眼レンズです。レンズを真上に向けているので周りの崖以外は全てが写っていることになります。後半中緯度オーロラが見えています。


次は対角魚眼レンズを縦に使ったものです。動画を縦位置で見ることは余り無いでしょうが、たまには面白いですよね。まぁ画面の一部分しか使えないので大きく見られないのが残念です。こちらはかなりオーロラの動きが分かりやすいです。

カルガリーではホテルの周りがあまりにも明るすぎたので断念、最後のバンフでは連日の寝不足で撮影できませんでした。

それにしても初サスカチュワン訪問でオーロラが撮れたのは大収穫です。



さて以前お知らせしたプレゼントですが、 カナダ観光局からモールスキン・ノートが2冊提供されました。

一冊はTwitterで下記のラインをRTしていただいた方の中から抽選で。

I want to win a Moleskin notebook from @ytakasaka & @Keep_Exploring #ExploreCanada http://ytakasaka.blogspot.ca/2012/10/cross-canada-blogger-tour-time-lapse.html

もう一冊はfacebookまたはmixiでこのブログをシェアかコメントしていただいた方の中から抽選とします。

http://ytakasaka.blogspot.ca/2012/10/cross-canada-blogger-tour-time-lapse.html

数日後当選の方には直接連絡しま~す。

2012年10月2日火曜日

Cross-Canada Blogger Tour - Startrails Photos

帰宅してから二日間、画像処理用のPCはひと時も休まず(昨晩は1時間半の停電がありましたが...)撮影してきた数万枚の写真を処理し続けています。

まずは星の軌跡の写真から。

モレーン・レイク、バンフ国立公園

フィルムで撮影していた頃に較べて、デジタルでは数時間の間ずっとシャッターを開けておく事はしません。これは長時間露光の際に生じるノイズが第一の原因です。

 モレーン・レイク、バンフ国立公園

第二に(フィルム)感度がデジタルの場合ISO6400などとフィルム時代には考えられない数値で撮影できることです。余りにも長時間の間シャッターを開けておくと画面が露出オーバーで真っ白になってしまいます。特に月明かりがある際には注意が必要です。

 デルタBessboroughホテルからのサツカツーン上空

ということで、星の軌跡の撮影をするにも、露出時間を30秒以内に設定して、そのまま連続撮影を続けます。たとえば6秒の露出時間であれば、1分に10枚撮影できるので、1時間で360枚。EOS 5D MarkIIに縦グリップを付けて二つのバッテリーを入れると6時間程度の撮影が出来るので、 64GBや128GBのCFカードを使えばとてつもない数が記録できます。

 La Reata牧場からの北の空 (地平線上に中緯度オーロラ)

この連続写真を比較明合成という方法で繋げると一枚の星の軌跡になります。私はフォトショップを使っていますが、他にもいろいろな方法があるので「星の軌跡、比較明合成」などで検索すれば無料のソフトを含めいろいろと出てきます。

La Reata牧場からの北の空

各画像をクリックして、大きな画面でご覧くださいね。眼が廻りそうですけど。(笑)

 La Reata牧場からの北の空(地平線上に中緯度オーロラ)

次号ではこれら上の画像からの微速度撮影動画(Time-lapse Video)を紹介します。

2012/2013年冬季オーロラ撮影ツアーinフェアバンクス 追加情報

8/24にお知らせしたフェアバンクスでのオーロラ撮影ツアーですが、ふたご座流星群を一緒に見られる可能性のある12/12出発分の催行が決定しました。
http://ytakasaka.blogspot.ca/2012/08/20122013in.html

2011年2月フェアバンクス近郊

参加者の最大催行人数にはまだ達していないのでまだこれからのお申し込みも可能です。申し込み締め切りは一ヶ月前の11/12となります。
http://blue-moon.ca/PR/CT2012-2013Fairbanks.pdf

 2011年2月フェアバンクス近郊

9月もオーロラがとても活発だったのでいまから楽しみです。

2011年2月フェアバンクス近郊
 2011年2月フェアバンクス近郊

2012年9月30日日曜日

Cross-Canada Blogger Tour - Day 6 (Last Day)

ブロガー・ツアーも最終日。各ブロガーはみな自国へ返っていく日ですが、私はこの後某カナダ雑誌の取材でカルガリー、エドモントン、アサバスカなどに行かなくてはならないのでバンフの知人宅に泊めてもらうことに。もちろん知人もブロガーなので話が弾みます。

ゆきの地球めぐり旅
http://hitoritabi.exblog.jp/



チェックアウトのお昼までにこれまでの写真の整理、これからの取材の準備を済ませ、きちんとホテルのジムで30分走りました。何と言っても2週間後にはハーフ・マラソンが待っていますからね。



日本食が恋しくなったのでバンフアベニューにある小さなお店でタンタン麺をお昼に頂きました。色の割りに全然辛くないのでチリソースを大量に投入。(笑)

Chaya Restaurant
118 Banff Avenue



その足でレイクルイーズのゴンドラまでドライブ。どこかで山火事でもあったのでしょうか、昨日までの真っ青な空が残念ながら酷く濁ってしまいました。

http://www.lakelouisegondola.com/



ゴンドラの上から超望遠レンズで湖とシャトー・レイク・ルイーズのホテルを狙ってみましたが透明度が悪すぎでした、残念。



中望遠レンズだとビクトリア氷河も一緒に狙えます、何度見ても綺麗ですね。ゴンドラからグリズリーが見られることもあるとかで期待していたのですが、この日は現れませんでした。



週末と言うことでレイク・ルイーズやモレーン・レイクは駐車場が満タンだと言うことが分かっていたので、旧道の1Aを通りバンフまでゆっくり帰ることにしました。誰も居ない休憩所からお城の形をしたキャッスル・マウンテンを撮影。ところどころにある黄葉がきれいです。



因みに夜に撮影するとこんな感じに星の軌跡と一緒に記録することも出来ます。(2009年1月5日撮影)



カルガリーで自転車を楽しんだボウ河の上流はまた綺麗な色で黄葉に映えていました。

この後ミネワンカ・レイクでボート・クルーズに参加しようと思いチケットまでゲットしていたのですが、撮影に夢中で時間を忘れてしまい乗船できませんでした。(汗)

http://www.explorerockies.com/minnewanka/



バンフの町のすぐ北にあるバーミリオン・レイクスは水位がかなり低くなっておりマウント・ランドルの逆さ写真は撮れませんでしたが、ポカポカと暖かく昼寝をしたいくらいでした。



バンフ・スプリングス・ホテルの直ぐしたにはボウ河が流れており、ちょっとした滝になっています。昔ここでマリリンモンロー主演の映画「帰らざる河」が撮影されたことで有名なので、大勢の観光客で賑わっていたため三脚を河の中に入れて撮影。(笑)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B0%E3%82%89%E3%81%96%E3%82%8B%E6%B2%B3



ここでクロス・カナダ・ブロガーの旅は終わりです。夜は知人宅で日本食をご馳走になり午前2時までお互いの旅などの話で盛り上がりました。



でもまだまだ、このブログ・ツアーの新しくプロセスした写真や微速度撮影動画をアップしていきますのでお楽しみに。;-)