2012年9月20日木曜日

Cross-Canada Blogger Tour - Day 1 #2

サスカツーンの街ではDelta Bessboroughに宿泊。このホテルはダウンタウンを流れるサウス・サスカチュワン河にあり、Castle on the Riverと呼ばれとてもきれいな建物です。



Canadian National Railwayが1932年に完成させたシャトー・スタイルのホテルなので、Hotel VancouverやBanff Springs Hotelのような重厚な作りですが、現在はデルタ・ホテル・チェーンとなり、内装もモダンに改装されています。



http://en.wikipedia.org/wiki/Delta_Bessborough_Hotel

それぞれ違う国からブロガーが到着する時間が異なるので夕食まではフリー。自分は朝まで撮影をしていたので休憩していました。ヘルス・センターで走ろうと思ったのですが、今日はギブアップ。



夕食は家族で経営しているというこじんまりとしたレストラン、Truffle's Bistro & Pattisserieでブロガー同士の挨拶を。それぞれ個性的なのある5人でした。

まずチーズ・プラッターを食べながら乾杯。カナダではなかなか入手できないチーズでとても美味でした。



メイン・コースもサスカチュワンの食材で作られており目移りしそうでしたが、鴨の胸肉をチョイス。焼き具合もちょうど良く、付け合せの野菜も薄味で野菜本来の味が楽しめました。

http://www.trufflesbistro.ca/

翌朝は早くから牧場に行くことになっていたのでここで解散。ホテルに戻り、ダウンタウン上空の星空の撮影に入ったのですが、人口28万人とはいえサスカチュワン州最大の街中では夏の大三角形位しか分かりませんでした。

2012年9月18日火曜日

Cross-Canada Blogger Tour - Day 0 ?

サスカチュワン州とアルバータ州に参加するブロガーは、ドイツ、ブラジル、英国、カナダ(ニューファンドランド州)、日本から参加と言うことでみな24~36時間かけてやってきました。

私だけBC州からの参加なので近いと思うでしょう?

でも、このブロガー・ツアーの後には雑誌の取材でアルバータ北部に行くので、カルガリーまで車で来て駐車場に置いてあるんです。

せっかくカナディアン・ロッキーを通るので一泊ホテルに泊まるのは時間がもったいないので、バンフ国立公園のレイク・ルイーズ近辺のモレーン・レイクで一晩撮影しちゃいました。(笑)



予定では日没前に到着して、日没から6時間以上の連続撮影をしようと思っていたのですが、雪が降る前の突貫工事の所為かトランスカナダ・ハイウェイはいたるところで工事をしており時間がかかりました。

このモレーン・レイクにはホテルが一軒あるだけなので周りは漆黒の闇です。足探りで氷河が残していった堆積物(モレーン)の岩々を探りながら何度もカメラの確認をしたのですが、周囲のトレイルは複数人数で無いとハイキングに入ってはいけないという注意が出ていました。グリズリーが出るんですね、ホテルの前とはいえ月明かりが無いのでちょっと緊張しました。ユーコンなどの北部に行くと人工物は何も無いのでかえって安心できるのは何ででしょうねぇ?



カメラ2台で撮影中に北の空がぼんやりと光っていることに気が付き、一台の撮影を終了させて撮ってみると低緯度オーロラが発生していました。



天の川とオーロラの競演は素晴らしかったです!

出発前も朝3時から仕事を済ませて運転してきたので、撮影後はもうふらふら。出来るだけカルガリーに近づこうと思ったのですが、キャッスル・マウンテンを超えた所でもう眠くてどうにもならずバンフの町を見下ろせるハイウェイの休憩所で車中泊、外は2度しかなかったので寒かったです。

Cross-Canada Blogger Tour - Day 1

Hi, I was chosen to attend Canada Keep Exploring Cross-Canada blogger tour.  Will report what I can see and experience in Saskatchwan and Alberta.

Follow me at above link, also hashtag #ExploreCanada on Twitter!  There will be some gifts for those who re-tweet my experiences and/or leave comments on facebook.  Will let you know the details later.



今日からカナダ観光局のブロガー・ツアーに参加することになりました。
Canada Keep Exploring Cross-Canada blogger tour

訪問先はサスカチュワン州とアルバータ州。23年もカナダに住んでいるのになんとサスカチュワン州は初訪問なので何が起こるのか楽しみです。アルバータ州は庭のようなものですが、いつも一人で行動しているのでいろいろなツアーに参加できるのはとても興味深いです。

ではこれから6日間上のリンクとツイッターのハッシュタグ #ExploreCanadaでお会いしましょう。

Re-tweetやFacebook、mixiへのコメントで何かお土産があるかも。詳細はまた~。

2012年9月17日月曜日

星の軌跡と微速度撮影動画

2時間後にアルバータ州に向けて出発なので急いで3点だけ仕上げてみました。帰りは2週間後となるのでそれまでは溜まっているファイルのプロセスも出来ません。


グレース・レイクで撮影した湖面に反射するオーロラです。是非大画面でHP1080pにしてご覧ください。プレアデス、木星、月と順番に昇っていくのが分かります。左側中央で光っている赤い動きは撮影ツアー参加者の皆さんです。最後の方に月が大きくなっていますが、これは湖面に霧が発生したこととレンズが曇り始めたことからです。この晩はこれを狙ってレンズヒーターを使わなかったんです。


こちらはポントゥーン・レイクでの撮影ツアーの様子です。月が昇り始めてからオーロラもどんどん活発になるのが分かります。撮影ツアーの皆さんが慌ててオーロラを撮影している様子も面白いですね。雲が出始めた所で月の周りに暈が淡く出ています。

どちらも撮影には天文用改造のEOS 5D MarkIIにNikkor 14-24/2.8Gを使っています。このレンズは月のような明るい光源があるとフレアが出るのが玉に瑕ですね。



またこの星の軌跡の画像は上のグレース・レイクのファイルから最後の曇った所を抜いて繋げています。方法は比較明合成ですので興味のある方は検索してみてください。

では行ってきま~す。

イエローナイフ滞在中のオーロラはこちらのリンクからご覧いただけます。
http://blue-moon.ca/2012sep.html

2012年9月16日日曜日

オーロラ撮影ツアー参加者の画像・映像

先週のイエローナイフでのオーロラ撮影ツアー参加者から画像や映像が送られてきていますので紹介します。


(c)Takamasa Iida

(c)Minako Ito


(c)Minako Ito

これまでの参加者の画像もこちらからご覧いただけます。
皆さんもいかがですか~?
http://blue-moon.ca/pax_photo.html


イエローナイフ滞在中のオーロラはこちらのリンクからご覧いただけます。
http://blue-moon.ca/2012sep.html

2012年9月15日土曜日

Yellowknife - Day 8 (おまけのパノラマ)

イエローナイフ最終夜の9/12に撮影したものから360度のパノラマを繋げてみました。



街の端のイエローナイフ湾で撮影していたので、街の上空は光害(ヒカリガイ)で酷いものです。そこで今回は全天を撮るのではなくEF15/2.8対角魚眼レンズを北、西、南、東と90度ごとに撮影したものを繋げています。

パノラマ作成に使用したソフトはPTGui Proです。
http://www.ptgui.com/



天体用改造EOS 5D MarkIIを使っていたために、肉眼では殆ど分からなかった上空の赤やピンクがはっきりと写っていました。



比較のために未改造の5D MarkIIIの画像がこちらです。8ミリの全周魚眼レンズですが、カーテンの上部が少しピンク色になっているのが分かるくらいです。

イエローナイフ滞在中のオーロラはこちらのリンクからご覧いただけます。
http://blue-moon.ca/2012sep.html

2012年9月13日木曜日

Yellowknife - Day 8 (last night)

朝起きると寒くて3度。ランニングに行くにはちょっと、だったので2時間ほど待ったのですが、それでも高々4度。仕方なく10キロ走に出かけたのですが、途中で小雨が...



長袖のTシャツしか着ていなかったので泣きそうになりました。5キロ行って戻るコースだったのでペースアップして体温を上げるしか方法はありませんでした。ただ一部太陽が射し始めたので虹が見られたのが幸い。(苦)



午後は友人の船のバッテリー充填などの整備の手伝い。やはり5度くらいで小雨が降っていてもう直ぐ冬が来るなと感じられました。



今夜は絶対にオーロラが見えると確信していたので、夕食後は仮眠。なぜかというとイエローナイフでのオーロラ撮影時期には3晩連続で見えないことはめったに無いからです。こればかりは経験的なものなので、通常の鑑賞ツアーの時期とは異なります。



過去10年くらいの撮影ツアーの写真を見ていただければ分かると思います。イエローナイフでオーロラが見えないということは、天候が悪く曇ってしまうことが原因です。雲は10キロ程度が上限で、オーロラは90キロ以上の高度に現れるからです。
http://blue-moon.ca/tonight%27s_aurora.html



午前3時過ぎには月が東の空から昇り、オーロラと一緒に木星、金星との超豪華なコラボが見られるはずだったのですが、2時前から曇ってしまいました。翌日の飛行機で帰ることになっていたのでその後も粘って朝まで撮影できなかったのが残念です。

イエローナイフ滞在中のオーロラはこちらのリンクからご覧いただけます。
http://blue-moon.ca/2012sep.html