2014年2月22日土曜日

ロフォーテン諸島

いまノルウェーの北西部ロフォーテン諸島に来ています。11日目の今日は昨夜の雪(15cm)の後に降っている雨でドロドロ、暴風が吹き荒れているので外出は無理、なんと11月以来初めての大雪だとか。という事でロフォーテン諸島遠征の前半を。

オーロラの写真はこちらからどうぞ。
http://blue-moon.ca/2014Lofoten.html

ロフォーテン諸島からトロムソへの地図はこちら。
http://goo.gl/maps/JHC8y

ケロウナを2月12日に出発してバンクーバー、ロンドンヒースローへ。次の便のヒースローからのスカンジナビア航空(SAS)便の機材が飛行中に何か(多分翼にあるスピードインジケーターと言っていたような)が破損したらしくダイバートして石油の町として有名なスタバンガーに不時着。ここでノルウェー入国審査(並ばず30秒で終了!)を済ませカウンターでスケジュール変更。オスロから次に来るその便も機材の不具合で他の飛行機に変更になったとかで更に待ち時間が。この航空会社は大丈夫なのかと不安になる。雪の降るオスロに到着したのが現地時間13日の午後10時過ぎ。

ノルウェーでは英語が通じるのでスムースに予約していたホステルまでバスで10分で到着。

Airport Motel & Apartment
Oslo Airport Hostel - Gardermoen

5時間の仮眠後の早朝にまたバスで空港に戻りボーデ行きのSAS。着陸前には雲が途切れ急峻な海岸線と真っ青な海が見えました。空港に着くと北極圏だというのに全く雪が無く気温もプラス7度!


どの空港にも無料のワイヤレスが飛んでいるので町までのバスを調べダウンタウンのホステルまで10分で600円。ノルウェーの物価は日本の倍くらいの感じで今まで泊まったホステルの共同部屋のベッドで最高値の6千円!!! ワインやスピリッツは政府のお店でしか買えず日本の2倍以上の値段!!! もうあまり換算せずに購入しないと何も買えません。(苦)

Bodø Hostel

夜は翌日に乗るフェリーターミナルでオーロラ待ち。曇ってしまったのでオーロラはお預け。

翌日のカーフェリーは午後遅くだったのでスタバンガーの空港に忘れて来たACプラグのコンバーターをダウンタウンに探しに行くも郊外のモールにしかないとの事。暇つぶしの為に片道3キロ程を往復。

カーフェリーはガラガラで支払いは乗船する時に係員に支払う方法。3時間半でロフォーテン諸島南部のモスケネス着。事前に電話で呼んでおいたタクシーでモスケネス島最南端の村オー(Å)まで。ロフォーテン諸島では昔漁師が使っていた漁師小屋を改装してロルブ(複数形ロルバー)として宿泊施設にしており、大抵のホステルはこのロルバー内にありとても雰囲気が良いですね。


Å Hostel

このホステルには3泊の予定だったのが最初の3晩は雨か曇りでオーロラが見えなかったのでもう1泊する事に。夕食後の仮眠中に雪が降ったようでしたが急に晴れ始め午後8時という早い時間からアクティブなオーロラが。午前3時過ぎまで撮影、大満足でした。夜でも気温がプラスで雪も直に融けてしまいます、この暖冬は過去になかった記録だとか!!!

その後オーより北10キロのレイネのゲストハウスに移動、人口300人の漁村でタラ漁が始まったため村中にタラが干されておりスゴイ匂い。頭はナイジェリアに、身は主にイタリア、スペインなどの南欧に輸出されるとか。



Guesthouse Det gamle Hotellet

2泊とも雲が多く、この風光明媚な村でのオーロラ撮影はまた次回に(あるのか?)。





3日後に1時間半程北の港スタムサンドからカーフェリーで北上する予定なのでボルスタッドのホステルをオンラインでデポジットを払い予約。しかし伝によるとホステルに着いたら電話しないとチェックインが出来ないとかで、自分は携帯を持っていないので事前にバスの到着時間をメールするも返信無し。スカイプで電話するとこの電話は使われていないとの案内(ノルウェー語なのでゲストハウスのリリアンに確認してもらう)。

旅にアクシデントは付きものとはいえ、小さな漁村で次のバスも無く途方に暮れる、と言う事はごめんなのでノルウェーのホステル本部にメールしてどうなっているか捜査依頼。奇しくもオーで撮ったオーロラの写真をツイッターにアップした時にこの本部がフォロアー(@HINorway)になっていたので神頼み。(苦)

翌日はゲストハウスのリリアンがこの付近で一番大きな町レクネスに用事があるという事で1時間同乗させてもらう。レクネスからホステルへはバスで30分だが未だに先方とは連絡が付かないのでインフォメーションセンターにヘルプを。いろいろな人のつてでホステル経営者の番号が解るも通じず。センターのボスが自宅に経営者の携帯電話がある筈だからと取りにいってくれる事に。その間ショッピングセンター(無料WiFi有り)でメールチェックするとホステル本部から、やっと先方を捜し出して自分の行く時間に居てくれるように手配した、との回答が。同時に、このYuichi Takasakaってもしかしたら先日オーで綺麗なオーロラをツイッターにアップしたYuichi Takasakaか?、と。なんとこの担当がフォローしてくれてたんですね。(笑)

ホステルの電話とネットがこの2日間不調だったとの事。早速食料とお酒(ビールはスーパーで販売しているが、ワインとスピリッツはレイクネスの半径50kmここ一件でしか買えない!!!)を調達してバスで向かう。ワイヤレスが母屋でしか使えずほぼ空いていないので凍えながら外で使うしかないが、それ以外はとてもいい感じ。夜には暴風が吹き荒れたので撮影は諦め。朝起きると15cmほどの降雪が。明るくなると雨になりグチョグチョに。


kremmervika Rorbuer
Ballstad Hostel

明日は午後遅くのバスで1時間少々フェリーまで、途中レイクネスでの乗り継ぎが5分しか無いのでそれを逃すとアウト。さてどうなる事やら。

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